本計算ツールは、
『異なるn個 から r個を同じものを繰り返しとっても良い(重複を許す)条件で選ぶときの組み合わせの総数 』
を求める計算機です。
【重複を許す組み合わせの設定】
・全体の数 n =
・選び取る数 r =
(n,r は n≧1, r≧0 を満たす整数)
重複を許す 組み合わせの総数 |
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本計算ツールについて説明します。
重複を許す組み合わせとは、異なる\(\large{\hspace{1pt}n\hspace{1pt}}\)個のものから \(\large{r}\)個 を 同じものを繰り返しとっても良い(重複を許す) 条件での組み合わせ のことをいいます。
例えば、
・『3つの文字(a,b,c)から、4つの文字を 繰り返し使うことを許した選び方』
・『1円玉, 5円玉, 10円玉, 50円玉 の4種類から、10枚の硬貨を 重複を許した選び方』
といった、同じものを繰り返し使う場合の選び方の総数の計算をする場合に、重複を許す組み合わせを使用します。
3つの文字(a,b,c)から、4つの文字を 繰り返し使うことを許して選ぶ場合、以下のような文字列となります。
aaaa , aaab , aabb , aabc ,・・・
これらの組み合わせの総数を数える場合は、以下のように 2つの記号 〇 と | を使用することで、計算することができます。
文字の種類を 〇 と | の位置関係で以下のように表すとします。
aaaa ⇒ 〇〇〇〇||
aabb ⇒ 〇〇|〇〇|
aabc ⇒ 〇〇|〇|〇
このように対応づけると、6つの場所から 〇の位置する 4つの場所を選ぶ総数に等しくなるため、 $$\large{{}_6C_4 = 15}$$ となります。
したがって、3つの文字 から 4つの文字を繰り返し使うことを許した選び方は 15通り となります。
一般的には、\(\large{n\hspace{1pt}}\)個の異なるものから \(\large{r}\)個 を繰り返し使うことを許した選び方の総数は、以下のように求められます。 $$\large{ {}_{n+r-1}C_r }$$
『\(\large{3\hspace{1pt}}\)個の異なるものから \(\large{4}\)個 を繰り返し取っても良い(重複を許した)条件で選ぶ組み合わせの総数』を計算したい場合は、
・全体の数 \(\large{n=3}\)
・選び取る数 \(\large{r=4}\)
と入力して、『計算実行』を押してください。
【更新履歴】
・計算ツール公開 (2024/2/29)