【解答】
f(x)=2sinx−xとすると
f′(x)=2cosx−1
となります。
f′(x)=0 を解くと
2cosx−1cosx=0=21
よって、定義域(0≦x≦2π)の範囲で解くとx=3π,35πとなります。
ここで、x=3π,35πの前後における f′(x) の符号の変化を調べます。
f′(x)=2cosx−1 より
0<x<3π のとき f′(x)>0
3π<x<35π のとき f′(x)<0
35π<x<2π のとき f′(x)>0
となります。
よって、関数f(x) は x=3π で極大値、x=35π で極小値をとります。
以上から、増減表を作ると 以下のようになります。
上記の増減表から、f(x)=2sinx−xのグラフは以下のようになります。
以上から、y=2sinx−xとx軸の交点の個数が2個であることから、方程式2sinx−x=0の実数解の個数は2個となります。